東京ジャイアンツ、感動をデザインする

「89 IS MY LIFE」ビジュアルで伝える野球のドラマ

城田賢一郎と大城将基の手がける、東京ジャイアンツのシーズンビジュアルが、野球の魅力を新たな形で表現。

日本最古の野球チームである東京ジャイアンツは、2023年に創立89周年を迎えます。「89」という数字が日本で野球を意味することから、この年を「野球の年」と位置づけ、シーズンコンセプトを「89 IS MY LIFE」と定めました。一連のビジュアルポスターは、野球のドラマを表現しています。また、チーム史上初となる男女共同のチームビジュアルが制作され、多様性の精神を表現しています。

このデザインは、2枚の写真を使用しています。静止画でありながら連続するシーンを配置することで、映画のように野球のドラマを表現しています。選手たちの喜び、怒り、悲しみ、楽しみといった感情をデザインに取り入れ、これまでにない角度や高角度の表現を用いています。

制作チームには、チーフプロデューサーの佐伯知宏、クリエイティブディレクターの城田賢一郎、アートディレクターの大城将基、写真家の南川聡、デザイナーの尾崎圭介、西巻太郎、鮫島はるな、制作マネージャーの三上恵吾、市門美紀が名を連ねています。

このビジュアルは、2023年3月末の日本プロ野球シーズン開幕に合わせて公開され、シーズンを通じて東京ドームやウェブサイトなどで使用されます。東京ジャイアンツは、日本の野球文化をリードし、発展させてきたパイオニアチームです。多様性の精神を表現した男女共同のチームビジュアルの制作は、チームの新たな歴史を刻む出来事となりました。

このデザインは、2024年にA'フォトグラフィー&フォトマニピュレーションデザインアワードでブロンズを受賞しました。ブロンズA'デザインアワードは、経験と創造性を証明する優れたデザインに授与され、芸術、科学、デザイン、テクノロジーのベストプラクティスを取り入れ、技術的および創造的なスキルを示し、生活の質の向上に貢献し、世界をより良い場所にすることを目指しています。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: SonyMusic Solutions inc.
画像クレジット: SonyMusic Solutions inc.
プロジェクトチームのメンバー: Chief Producer: Tomohiro Saeki Creative Director: Kenichiro Shirota Art Director: Masaki Oshiro Photographer: Satoshi Minakawa Designer: Keisuke Ozaki Designer: Taro Nishimaki Designer: Haruna Samejima Production Manager: Keigo Mikami Production Manager: Miki Ichikado
プロジェクト名: Tokyo Giants
プロジェクトのクライアント: Tokyo Yomiuri Giants


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Tokyo Giants IMG #5
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